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営業本部 取手営業所

営業は人との付き合い方を学べる場。国内外のその“場”で、成長するやりがいを味わってほしい

八木 健司郎の写真
Yagi Kenshiro
八木 健司郎
2016年4月 新卒入社
営業本部 取手営業所

営業は人との付き合い方を学べる場。国内外のその“場”で、成長するやりがいを味わってほしい

中国・タイ・日本の3ヵ国に拠点を持つKONISHI。「海外の仕事は、実際に行ってみると国内の経験とは比にならない程に濃さを感じました」と語るのは、2016年新卒入社の八木 健司郎。KONISHIの営業は人との付き合い方を学べる場でもあるとも話す八木は、今までどんな仕事をしてきたのか、そして就職活動中の学生にどんなメッセージを送るのか、記事にて紹介します。

商社には自分らしく挑戦できるチャンスがあった

いろいろなお客様と関わり、多岐にわたる仕事ができること。成長するチャンスが多いこと。海外に拠点もあり、世界とつながりながら仕事ができることなどがKONISHIを選んだ理由です。

振り返ると、小学5年生のときに地元の千葉県から広島県へ転校になり、知らない土地で初めて自分は他人からどう見られているんだろうと意識するようになりました。その時、感じたのは人と話すことが好きで、新しいことを知るのも好きな人だということ。大学では語学を専攻したため、海外赴任にも抵抗がなかった私にとっては、商社であるこの会社で営業の仕事をするのが向いていると思ったのです。

ただ、私にも苦手なことはありました。営業がこれほど数字をたくさん扱う仕事だとは思っておらず、文系出身で算数が得意ではなかった私は最初に面食らったのが正直なところです。図面を見て、部品を注文し、売上を管理する、いろいろなところで数字と向き合うので、入社当時はかなり不安を覚えましたね。

それでも、先輩に食らいついて勉強していったことで、今ではオールラウンダーとして幅広い知識も身についたかなと思っています。

ご縁を大切に、より深い関係を築く提案営業

2016年4月に入社後、比較的早く営業の現場に出て仕事をはじめました。お客様である企業は日本全国いろいろな場所に拠点があるため、私も複数の拠点を受け持ち、特定のお客様と深くというよりは、満遍なく担当していました。

また、営業といっても飛び込み営業のように新規を開拓していくより、先輩が携わってきたお客様に対して、より深く関わっていくような営業スタイルがメインだったので、今まで扱っていないような商品を提案し採用してもらうことがひとつの喜びになっていきました。

例えば、先輩が新しい会社に拡販の提案を行い1点の部品が採用されたことがありました。これも大変難しいことなのですが、私が後任になったときには10点以上の商品を新たに提案させていただき、まだ現在も進行中ではありますが、ご縁をきっかけにさらに関わりを深められたことが嬉しかったですね。

交渉力が自然と身に付く環境

この仕事を通じて成長を感じたのは、交渉力がついたことですね。お客様の想いを聞き、ビジョンを共有し、代替え案を何パターンか提案し、お互いにとって良い形になるよう交渉する。そんなことが自然とできるようになりました。

私が大切にしている価値観として、人からのお願いごとには、できることとできないことがあり、話を受けたときにダメだと思っても一旦話を受け止めること。100%は無理でもできる範囲で限りなく要望に近い形で実現できるように尽力するというものがあります。そのためにも、相手の話を十分に理解したいし、最後まで聞ききる対話をしたいと思っています。

普段のお客様とのやりとりはシステマチックに物事が進んでいくことも多いのですが、人と人との関係性で成り立つ仕事なので、人情味を大切にしたコミュニケーションをする場面もあります。私自身、最初からそれができたわけではありませんが、お客様と面会を重ねるうちに自然体な交流ができるようになり、もっと感情のやりとりを大切にした方が何事もうまく進むという気づきもありました。

KONISHIの営業は、仕事でもあり、人との付き合い方を学べる場でもあると思っています。

学生へのメッセージ

KONISHIに興味を持っている学生にアドバイスを1つするとしたら、海外は経験した方がいいということ。私自身は2019年10月から4ヶ月間、海外研修で中国深圳に滞在しました。量産品を作っているお客様は海外で製品を作って、保守を国内で行っているため、その現場を生で体感できたのはとても勉強になりました。

そして、海外は実際に行ってみると、国内の経験とは比にならない程に濃さを感じました。貿易ルールが違うし、今まで日本でできたことができなかったり、人の価値観の違いも実感しました。

海外研修のメンバーに選んでいただいたことが嬉しかったし、KONISHIは中国・タイ・日本の3拠点があり、すべて経験できたの貴重な経験を今後に活かしていきたいと思っています。具体的には、複数拠点の経験者として同じ拠点のスタッフやチームメイトの力になりたいし、仕事におけるコミュニケーションの橋渡し役になれれば嬉しいですね。

このように、商社という業界は、海外に展開しているからこそいろいろな経験ができるのが特徴です。一見ルーティンワークに見えても、1つとして同じ仕事はないので、毎回新しいことに取り組んでいける環境が皆さんをきっと成長させてくれるはずです。